「○○がない！」
よく子どもたちから聞こえてくる言葉です。
鉛筆、消しゴム、ノートなどなど、小学生の持ち物はたくさん。それらを自分で管理する方法を学ぶ真っ最中の子どもたちは、非常によく物をなくしたり、忘れたりします。
「先生、学校に教科書忘れてきちゃった！」「先生、消しゴムなくしちゃった！」
このようなとき、BunBu学院のスタッフはそう易々とは解決策を提示しません。
「どうしたらいいと思う？」「先生に手伝えることはあるかな？」そんな風に声掛けをすることで、子どもが自ら解決策にたどり着くよう促します。
子どもたちは最初、「どうしよう…」と不安そうな顔を見せますが、少し待つと、ゆっくりと言葉が出てきます。
「友だちに見せてってお願いしてみようかな」
「お家に帰ったら、ランドセルの中身をもう一回見直してみる！」
「次からは、このポケットに入れることにしよう！」
一つひとつの言葉は小さな気づきですが、これこそが“自分のことを自分で考える力”の芽生えです。
大人が先に答えを出してしまえば、確かにその場はスムーズに進みます。
しかし、子どもたちが自分で考え、選び、行動する体験を積み重ねることが、未来につながる大きな力になります。
私たちスタッフは、「失敗を責めない」「できたことをしっかり認める」ことを大切にしています。
やり方を見つけたとき、行動に移せたとき、たとえそれが不完全でも、その気づきとチャレンジを一緒に喜びます。
そして、子どもたちは少しずつ「自分でやってみるって意外とできるんだ」と自信を深めていきます。
“自立”は、大きな節目ではなく、こうした日々の中の小さな選択の積み重ね。
これからも、BunBu学院では、子どもたちが安心して挑戦し、「自分のことは自分で」を自然に身につけていける環境づくりを続けていきます。
【説明会開催】2026年度アフタースクール（学童保育）生募集
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