先日、音楽発表会を実施しました。
当日はたくさんの拍手に包まれ、子どもたち一人ひとりが、これまで積み重ねてきた練習の成果を存分に発揮してくれました。
そんな中、やむを得ない事情で本番の発表会に参加できなかった子がいました。
「発表会で弾きたかったな」「聴いてもらいたかったな」
その気持ちを思うと、私たちスタッフも何かできることはないかと考えました。
そこで後日、BunBu学院内で小さな発表会を開くことにしました。
大きなホールではありませんが、いつも過ごしている場所で、スタッフやお友だちが見守る中、少し緊張しながらも堂々と演奏する姿がありました。
演奏が終わると、あたたかな拍手と「上手だったよ！」という声が自然と広がり、本人の表情もぱっと明るくなったのが印象的でした。
発表会は「舞台に立つこと」だけが目的ではなく、
がんばってきた過程を認めてもらうこと、
人前で表現する経験を積むことも大切な学びだと、私たちは考えています。
その子にとって、この小さな発表会が「やってきてよかった」「また頑張りたい」と思える経験になってくれていたら嬉しいです。
これからもBunBu学院では、結果だけでなく、子ども一人ひとりの気持ちや背景に寄り添いながら、成長の機会を大切にしていきます。
放課後の時間が、安心して挑戦できる場所であるように——そんな思いをこれからも形にしていきたいと思います。
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